コピーライターくりもとの【ひみつNOTE】

もうすぐ2012年、ガイア・アセンションまっただなかへ──。今の内・お熱い内に、手の内・胸の内を明かします。
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【SHINJOの身上】
TCC特別賞を

新庄選手に。
(!?)


プロ野球選手の新庄剛志選手のことを、「能天気な宇宙人だ」という説もありますが、僕はそうは思わない。彼の職業は「本業はコピーライターで、兼業としてメジャーに出稼ぎに行き、プロ野球選手も年間契約の派遣労働もし、単発アルバイトでモデルもやっている人」 だと思う。本業のクライアントは「新庄剛志」、広告キャンペーンの目的はこうだ。「プロ野球の存在意義は、その街の人々の暮らしが少し彩られたり、単調な生活がちょっとだけ豊かになること」。5/14 日刊スポーツ、4面新庄剛志選手談話
すなわち、「自分のため」でなく「見る人のためのエンターテイメント」に徹する、それがコピーライター・新庄剛志だ。


では、コピーライターとしての数々のコメントを振り返ってみよう。



● 「その球団の名は、ニューヨークメッツです」
● 「僕は外人になりたいんです」
● 「メジャー?そんなに違わないね」
● 「これからジョーと呼んで」
● 「4番?オレが一番びっくりした」
● 「イチロー君は記録、ボクは記憶」
● 「チャンスでしか打てないバッターと思われたい」
● 「(自分の車の名前を聞かれて)なんだっけ」
● 「モントリオールってカナダなの?」
● 「アーーー、ムービースター?」
● 「長嶋さん?知らないです」
● 「プロ野球選手になる。今からサインの練習をしておかなくっちゃ」
● 「タマゴを割らないように、大事に、大事に捕るんです」
● (メージャー挑戦前) 「今は無職です」
● 「今日の服はトータルで100万ペソ」
● 「野球よりCMを期待して下さい」
● 「ちゃんとした下着をはこう」
● 「ボクのポジションはキャッチャーです。」
● 「見て欲しいのは…お尻かな」
● (メジャーシーズン前)「早くブーイングの起こる選手になりたい」
● 「こんにちは!丸大ハムの新庄です」
● 「新庄ウソつかなぁ〜い」
● 「バント?ムリオだね。右打ち?意味ナシオ」
● 「もうすぐ行くから待っててね!」
● 「最初の打席でヒットが出そうな気がする」
● 「これからはセでもメジャーでもなくパリーグです」
● 「飛んだところヨシオ」
● 「スニーカーは体の一部!!この賞(ベストスニーカー賞)は
(西暦)4000年まで獲り続ける!!」
● 「お笑いブームは終わった。これからはSEXY路線」
● 「(ファッションは)自分が納得すればイイ」
● 「ベストドレッサー賞はメジャーでもらった野球の賞より嬉しい」
● 「バッティングは簡単!」
● 「大事な場面で投手を助けることができて良かったライダー!」
● 「ああいうところ(チャンス)でしか打てない自分が・・・だいちゅき♪」
● 「来季はどんなかぶり物をかぶって驚かせようかなしか頭にない」
● (入団会見で自慢のリーゼント)「自分で言うのもなんだけど結構人気者です」
● 「クマやキツネが出そうな所に住みたい」
● 「九州男児ですばい」
● 「やっとハムの人になれたという感じですね。もう、死んでもいい」
● 「今日はヒーローに選ばれると思って…ました。」
● (ニュースステーションに出演)「なんで、英語の本場に行って英語を覚えないの?」
と聞かれて「だってアメリカにずっと住む気ないもん!」
● (芸能人のはなわに会って)「お疲れバレリーナ」
● コーヒーのCMに出て「自分の血はコーヒーでできてる」
● (野球とCMに出るのとどっちが難しいですか?)
「両方カンタン!」
● 白い歯を保つべく「トイレの便器みたく白くして!」


コメントの前後関係はいちいち覚えてなくても、コメント・キャッチフレーズを読めば、どんな状況だったのか、なんとなく見えてきますよね!その奥底にあるのは、時代トレンド感覚、ファッション感覚(美学)、ユーモア、自分の哲学みたいなもの。ひとつひとつの句に、コピーライター・新庄剛志が匂い立っていますね。



つづいてコピーライター・新庄剛志のネーミング全仕事。

新庄選手はホームランに打法名というネーミングを冠した先駆者です。なにごとも先駆者というのは偉いもんです。

2004年

●6 もうええわ打法 5月10日
●7 天井ぶつけたろう打法 5月12日
●9 車が欲しかった打法 5月23日
●11 北海道に早く帰りたい打法 6月27日
●12 コメント考えてなかった打法 6月27日
●14 バットに当たってくれ〜打法 7月27日
●15 ボクちん、ヒーローになっちゃう打法 8月18日
●16 ザ・トス・バッティング打法 8月24日
●17 やばいね打法 8月24日
●18 振ったところにボールが来た打法 9月01日
●19 3時間しか寝とらんばい打法 9月04日
●20 カウンタック打法 9月06日
●21 きょうはもういいでしょう打法 9月08日
●22 コメントなんかしてる場合じゃない打法 9月20日
●23 うっ、そーん打法 9月21日
●24 自分に酔っちゃった打法 9月23日

2005年

● 寒くて手が痛いから芯に当てちゃおう打法3月13日
● 古館さん打法 3月21日
● きれちゃいやよ打法 4月1日
● ショートゴロ3つは、いや〜よ打法 4月5日
● びっくり振ったら当たった打法 4月13日
● 右、キンタマ打法大当たり 4月15日
● ボク、下手投げ得意じゃないの打法 4月18日
● 阪神の三宅スコアラーが困っちゃってる打法 5月3日
● “WeLoveSHINJO”にぶつけたかった打法 5月21日
● この球場は2本打って1本にしてあげないと、ピッチャーがかわいそう
打法 5月25日
● なんか広島好きになったんじゃけん打法 5月26日
● 外のチェンジアップを待って、真っ直ぐをくるんっ打法 6月1日
● こんなオレが2号?うっそ〜ん打法 6月5日
● オレを育ててくれたこの球場に感謝打法 6月11日
● 疲れ過ぎてコメントなし男ちゃん打法 6月12日
● みんなにつられちゃったよ打法 6月15日
● セーフティが決まらんで、よかったば〜い打法っち 6月26日
● 狭いわ〜、でももうちょっとクーラーを効かせてくれ打法 7月6日
●  いち、に〜の、18打法 7月8日
●  テキーラ打法 7月8日
● やっぱりオレ…、持ってるわ〜打法 9月10日

2006年

● 打法名はまだ早い打法 2月18日
「俺しかわからないオーストラリア打法」
  ※岩本勉氏曰く「放送できない意味」
● 「28年間思う存分、野球を楽しんだぜ。今年でユニホームを脱
ぎます打法」 4月18日ソロ
● 満塁ホームラン (…もう打法名はないだろう…) 4月18日


※参考サイト
北海道日本ハムファイターズ新庄剛志SHINJO伝説
http://2chart.fc2web.com/shinjoy.html




■引退パフォーマンスへの批判

「新庄らしい美学だ」という見方もある一方で、「打算的」という厳しい見方が噴出している。

 「こんなの前代未聞ですよ。例えば、相撲の世界で引退を表明したら、その後は土俵の上に立たないでしょ。なぜかといえば相手に失礼だから。こんな時期に引退表明をされたら、これから対戦する相手はやりにくいですよ」と、辛口の見方をするのは熱烈な野球ファンで知られるタレントのヨネスケ氏。引退表明後は、スパッと辞めて欲しい。これからの試合で、新庄に捕球される打者や打たれた投手は、『引退する奴に捕られちゃった、打たれちゃった』って思うでしょうからね。やりにくいですよというのだ。

スポーツライターの永谷脩氏はZAKZAK頁で「彼の場合、皆で野球をやっているというよりも、自分の価値をどう高めようとしか考えていないのではないか。そして、引退後、野球界で生きて行こうというつもりがないからこそ、こういうことができるのだと思う」とも語る。

サンケイスポーツ専属評論家の江本孟紀氏はこう指摘する。「いいときにやめたいという気持ちはわかるが、こういう美学は称賛されないだろう。日ハムの人気を高めた功績は大きいが、球団が好き放題にさせ、彼のことをもっとよく理解しようとしなかったことも問題だ。一人の選手に頼りすぎる日本球界の貧困さが背景になっているように思う」。

サンスポより。大相撲の大関小錦は、平成9年九州場所で13日目限りでの引退を決めながら「千秋楽まで取りたい」と申し出た。だが、相撲協会は「土俵は潔いもの。相手の心情を考えると失礼だ」と突っぱねた。対峙する相手が「やめる人間」とわかったら、真剣勝負としての純度が損なわれるのは相撲も野球も同じだろう。

…らしいのだが、タレントのヨネスケって何者?どれだけの発言力があるの?ヨネスケなんて芸名、初めて見ました。永谷脩?これまた初めて目にする名前。あと、サンスポの記事、真剣勝負としての純度が損なわれる?なぜ?やめようという選手であろうが、老体ベテラン選手であろうが、高卒ルーキーであろうが、試合で競うことになんの失礼があるの?・・・。


■SHINJOという男

試合前のベンチでは、ダスティ(ベーカー監督)が珍しく新庄さんに詰め寄ってきた。
「何で今まで黙っていたんだ!あと6打席だろ!そしたら今日だって1番に入れたのに!」
 新庄さんはいつもの笑顔で、しかし冷静に力強くこう切り替えした。
「チームが最後まで(ワイルドカード枠を)争ってたから、
 個人的なことでチームに迷惑を掛けたくなかったのです。」
400打席のインセンティブ契約を結んでいた新庄さんは、数十万ドル獲得にあと6打席必要だった。

http://www.nikkansports.com/ns/baseball/mlb/kojima/mb-kojima23.html
by 小島克典(NYメッツ通訳)




●不本意な成績でゴールデングラブ賞を受賞、SHINJO選手コメント
「今年のオレのゴールデングラブ賞はおかしい。1年間この賞を心の中で目指して取り組んでいた選手に申し訳ない。来年からは、印象ではなく数字で選んで欲しい。そうでないとこの素晴らしい賞の価値がなくなってしまう。」

●実母コメント
福岡市に住む母文子さん(63)は、18日の試合後のインタビューで、息子の気持ちを知った。「あの子はもう、いっぱいいっぱいに見えました」と淡々と話す。新庄選手は姉への最近のメールでも、「打撃不振で胃に穴が開きそうだ。打てないのに使ってもらって、チームに申し訳ない」との気持ちを伝えていたという。



新庄剛志

練習中監督が来ると練習をやめてしまうほど、努力しているのを見せたがらない選手。能天気、宇宙人の称号をほしいままにして、傍若無人に振る舞うことでエンターテイメントを貫徹する男。厚顔無恥な風情をよそおいながら、ファッション性をとことんまで追求し、プロ野球選手と呼ばれることよりファッションモデルと言われることを喜ぶ伊達男。しかし、その裏には独自の野球技術哲学が脈々と流れ、ラクラクと成果を残しているという軽妙さを売りにし、繊細なまでに期待されていることの空気を読み、一挙手一投足を計算し尽くせる男。引退しても、まだまだこれからだ。これからも新庄剛志のクリエーティブディレクターは、新庄剛志であり続ける。そして、コンセプチャルなコメント?コピーを発表し続ける。


追伸

TCC特別賞とは、特別活躍したコピーライターに東京コピーライターズクラブという団体が贈る名誉ある賞です。
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